今日は2月3日の節分の日。
明日の立春を年の初めと考えれば 節分はいわゆる大晦日。
節分といえば一般的に 鬼は~外!福は~うち!と【豆】をまく風習が知られていますが 先日とある宮司さんのお話しによると、
その昔、冬の【たんぱく源の少ない時期】に豆を摂って未知の疾病(鬼)から身体を養った(身を護った)ことから始まったとの説があるとのこと。
日本だけでなく世界各地に色んな風習が残されていますが
元々の意味は 生き残るための知恵であったり 生き残るための教訓であったり
読み解けば 示唆に富んだものが多くあるようです。
この【節分の豆】を歳の数だけ食べるというのも
長い歴史の中で積み重ねた【根拠】に基づくことなのかもしれません。
昨今大学等の研究成果によって、もしくはテレビで取り上げられたからといって
アレがよい! コレがよい! と買い漁りたい気持ちもわかりますが
原点に立ち返り 長年の風習の意味とその効果についての研究がもっと盛んになってほしいな~。
いや、すでに多くの研究がなされているかもしれませんが、そこをもっとピックアップした報道があってほしいものだと思うのです。
例えば春の七草には、アブラナ科・キク科・セリ科の植物がバランスよく含まれていて
バランスよく栄養素を摂取でき →→ 結果 病気になりにくい
そういった経験を【教え】や【風習】として【習慣】にさせた昔の人々の気概と本意を学びたいものです。
というワケで本日ご来店のお客さんは ご年齢の数だけ豆をお召し上がりくださいませ!
ちなみに年齢は自己申告で、こちらで確認はいたしません(笑)