三月早々二日間おやすみして本日より営業のほらほらです。
休みの間、畑を耕したかったのですが不幸なことに耕運機が不調で・・・
ようやくエンジンがかかったと思ったら雨。
・・・仕方ないので、店に戻って【見えない部分】の手直しや片付けを。
ほらほらオープン当初の手作りビラや、試行錯誤したメニューのメモなどが大量に出てきました。なつかしい。
その当時予測したイメージと現状はかなり違いまして、
ハリセンボンのふぐ提灯がイッパイぶらさがる店内など全く予想できませんでした(笑)
ほらほらの営業スタイルは未来の可能性を固定しないこと。
だから【〇〇の専門店】とかになろうと思ったことは一度もありません。
お客さんから【〇〇のお店】って言われることはよくありますが、
人によってその【〇〇】が違うのがオモシロくて(^^♪
【〇〇】が魚だったり焼酎だったり日本酒だったりカツサンドや京野菜だったり、
まだまだ【〇〇】を増やしたいな~と思っているところ。
単純にオカネ儲けだけ考えたらお店の色をわかりやすく固定すべきなんでしょうけど
ウチの場合は真逆(笑)
・・・だって限りある人生、折角ならあまり誰もできないことをやりたいな~って思うんですよね。
ウチの場合はそれらの特徴というか【〇〇】の組み合わせ。
手作りで内装工事して、暗中模索の手探りでメニューを考え、暗中模索の手探りでオモシロイ素材と仕入れ先を探してって、同じパターンは少ないと思うんです たぶん。
世の中にはイッパイ人がいてイッパイ面白いことがあるハズなのですが
それらに出会うためには【自分が動く】を常に実践しないとチャンスは廻ってきません。
京都という町は伝統を重んじる保守的な町と思われがちですが、実は真逆で伝統は伝統で尊重しつつ新しいモノを貪欲に採り入れる町なんですよね。
牛肉やパンの消費量が全国トップクラスだったりするのもそういう現れじゃないかと。
なのでウチも【伝統を尊重しつつ新しいモノを常に採り入れる】というスタンスで京都らしさを表現したいな~なんて思うわけなんです。
周囲から評価されるかは別問題。自分の考えです。
だからウチは万人受けする店じゃなく、ある意味マニアックな人にウケる店でいいのかな~って。
この営業スタイルのおかげか偶然かわかりませんが【何かに一生懸命な人】がいっぱいっ来てくださって、そんな方々のおかげで私も色んな知識が増え視野が広がって とってもありがたやありがたや~!という状態。
スゴイ人って現状に満足せず驚くほどの向上心をお持ちです。
そんな人たちに飽きられないようになりたいものです。
・・・とかなんとか考えながら連休を過ごし、結局仕事的なことが大半でしたが
ゆっくり風呂に入ってリラックスでき、それはそれで幸せでした。
今月もよろしくお願いいたします。
写真は最近探すのに一苦労する国産爪楊枝。
そしてご機嫌ななめなウチの耕運機。