先日、国立近代美術館のゴッホ展へ行った。
ゴッホが影響をうけたといわれる北斎や広重などの浮世絵実物もあって2倍得した気持ちになれた。
本格的な画家としてほぼ10年で自殺したゴッホ。
そういえば有名な浮世絵師も生没年不詳だったり、活動期間が極端に短い人もいるらしい。
というか例えば広重の生きた時代とゴッホの時代が数十年しか違わないことに驚いた。
まあシェイクスピアの1ヶ月後に徳川家康がこの世を去ったこともそうだけど世界は広いなと思う。
今回のゴッホ展は『ゴッホと日本』て感じの展示で日本人には嬉しく見れるよう工夫されてると思うけど実際どうだったんだろう?
解説も実に綺麗にまとめられてたけど以前見たダリ展のような激しく生々しい表現はなかった。
確かにダリは今に近い人だし資料が多そう。
それにしてもゴッホがいわゆる世間一般の常人であったとは到底思えないので少々物足りなさを感じた私は変人なのだろうな。多分。