ほらほら日記・・・・・【漁港直送 】創作さかな丼 ほらほらの日常。

【漁港直送】 創作さかな丼 ほらほら・・・場所は京都駅徒歩5分・京都駅東の通称「たかばし」。新福菜館本店と第一旭本店の南隣。・個人経営・独自の漁港直送ルートを活用した『創作さかな丼』メイン・その他魚の一品メニューもあります!・店長篠田繁彦の見たよろずばなし。

時短も善し悪し

《長文注意》
子供のころ、災害時のテレビで見る避難所の様子に『自分は助けられる側じゃなく助ける側になりたい』と思った。

大人になり徐々に現実を知ると『助ける余力が無くてもせめて自立したい』と思ったもの。

阪神淡路大震災の当時、大阪梅田で働いていた私、被災した仕事仲間へ連日原付で京都から物資を運んだ。
よくある自己満足のレベル。
実際被災した人の話しを聞くと予想外のこと驚くことが多々。

一昨年、ご縁をいただいて熊本益城町で演奏させていただく機会を得た。

先方の方から被災当時からその後のリアルなお話を伺えた。
やはり色んな意味で人間ならではの奥深いお話しがあった。
とても勉強になりました。

そして世界中を巻き込むコロナ禍。

目に見えない超大災害。

昨年の緊急事態宣言の折、自分たちに何ができるか考えた。
幸い飲食業なので自分の食べる分は作れる。
ウチも自粛で仕事激減で大変だけど、もっと大変な人多いだろうなと気になっていた。

でも逆に、そんなウチを心配して支援をしてくださるお客さんたちに、驚き感激の日々(>_< )

あるお客さんからのお申し出は身に余る驚くべきものだった。
本心は普通に欲しい。しんどいから。

でも簡単に戴くわけにいかないレベル。
それで、半分は調理設備増強にありがたく戴き、半分は困っておられる方々への食事提供の食材代金として使わせていただきたいとお伝えした。
御賛同頂き更なるご支援も(◎-◎;)プレッシャー

そこからが本当に大変!
実現するには?
現実的にどこにどのようにご提供すべきか?

私の考えでは公的支援の及びにくいところに特化したいと。
ウチの規模で出来ることは限られてるし。

そこで常連の某大学職員のお客さんに相談。
ウチの希望は、ウチの売名行為とならず、でも本当にお困りの学生さんなどの一時の健康維持に役立ちたい。

もうすぐ一年経つし言えるけど、あの当時なら純粋な行為も売名的に言われることもあっただろうし、今まで黙ってて正確かと(^_^)

この『学生さん応援お弁当』はとある大学の留学生寮へお届けする事になり、アンケートで各国のお好みや禁忌を学ぶ絶好の機会となり週に2~3回ペースで合計16回。
ウチも勉強になるし経験が財産!

いっぱい新メニューがうまれましたo(^o^)o

当時ウチは通常営業自粛でご予約の方に対してのみの営業。

普段から『もし被災しても安易に頼らず自立したい』との思いから、持続化給付金も今の時短営業協力金も申請せず。

バカです。

でも自力で生き抜くために必死で考え試行錯誤します。
生命力つきます(笑)

当時、ウチの看板である『漁港直送』の魚たちを仕入れ続ける為に、このお弁当は本当に役立ちました。

ウチは作る作業を無償でご提供、でも材料費は先ほどのお客さんからご提供いただいたので新鮮で安全な食材を仕入れ続けることができました。

これって本当にありがたいこと。

有り得ないレベルに有り難いこと。

昨年のこの感謝感激の出来事の後も、現在までコロナ禍は拡大。

昨日のネットのニュースでは、高速道路のSAやPAの食堂まで20時までの時短って!?
コロナ禍の経済を支える物流トラックなどのドライバーさんたちが困ってるって記事。

ウチ、余裕無いけど、週に2~3回数十食くらいでも勝手に無償炊き出し行こか!って一瞬思った。(笑)

実際色んな制限や約束事あるし不可能だけど。

でも高速道路のサービスを守る為に時短を限定解除して欲しいと切に思います。

#ほらほら #漁港直送 #コロナ禍 #自己満足 #時短 #高速道路 
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