本日の実験
サバとアジの能登いしる焼き
能登半島の伝統的魚醤いしる
江戸時代に醤油が作られるまで日本だけでなく世界各地で調味料として魚醤が使われていたとの研究があります。
基本的に【魚など】と【塩】だけで作られる魚醤ですが、
能登の【いしる】【いしり】【よしる】秋田の【しょっつる】
それぞれ個性的
タイのナンプラー、ベトナムのヌクマム、イタリアのコラトゥーラ それぞれ全く個性が違います。
私の感覚では作られる地域の気候と食習慣が大きく作用してるように思います。
ま、、、話せば長くなるので
魚の切り身に能登のいしるを塗りラップで包んで冷蔵庫で二日ほど馴染ませてから焼きました。
実に深い味わいでステキ
そして石川県の保存食、菜っ葉の塩漬けを水に晒して軽くもどし
お揚げさんとサッと炊き合わせたもの。
長期間漬け込んであるのにとてもフレッシュな味わい。
塩の抜き加減で漬物としても味噌汁の具、煮物、炒め物などいろいろ楽しめます。
今年に入って大変な災害にあってしまった能登。
おそらく長い歴史のなかで繰り返される大災害を生き抜くために
編み出されたノウハウがあるかもしれません。
同じ石川県でも加賀エリアの方々とずいぶん文化が異なるようですし。
京都から見るとわからないことだらけ。
いっぱい学びたいな。
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