自分の目を頼れない人のためにつくられている点字ブロック。
ほらほらのある京都駅界隈にもたくさんあります。
もし、自分の目が見えなくなったら果たしてコレを頼りに歩けるだろうか?
ここ一週間ほど 目が見えない気持ちになって(でも目はあけてる)
毎日点字ブロックのところを歩いてわかったこと、
毎日点字ブロックのところを歩いてわかったこと、
・足裏でパターンを読み取るのがむつかしい。
・歩幅30㎝以下じゃないと見落とす?(この場合読み落とす…か?)
・点字ブロックを必要としないであろう人たちが縦横無尽に歩いてる。
・階段付近は周りの音で特有の音で察知できるかも。
(でも階段を歩いてる人がいないとわからないかも)
・点字ブロック上に障害物がある。
特に印象深かったのは上記。
結論として全く目隠しして数メートル歩くことさえ恐怖に思えそうだと思った。
目に頼ることができず でも自分で行動しようとしている人は本当にスゴイ。
足の裏の感覚も手指の感覚も、聴覚も、空気感を感じる皮膚など
とにかく使える神経のすべてを使って脳内で映像化しつつ動いておられるのでしょうか。
まず特殊技能保持者であることは間違いありません。
逆にちまたでは、【かわいそうな人】【気の毒な人】などと単に同情的な感覚で接してるとのお話をよく聞きますが、
その特殊技能に対して尊敬の気持ちを以って接するのと単なる同情心とでは随分違うような気がします。
まずは明日は我が身…との危機意識をもってたとえ数メートルでも目をつむって歩けるようになりたいものです。
こういうことが少しでも多くの人々に広がったらいいな~と思うのです。