ウチの店には化学調味料が無い。
厳密に言えばソースなど製品として購入してるモノには入ってる。
でも可能な限り添加物の少ないモノを選んでいる。
そういう事を知り通ってくださるお客さんの存在が心の支え。
本来の素材の味や出しの味って鮮烈だけど繊細。
化学調味料って料理全体の旨味を平均的に引き上げるには超便利だけど素材の持つ繊細な個性はことごとく消し去ってしまう。
しかも化学調味料に舌が慣れると、より強いインパクトや旨味を求めがちになるのか?市場や飲食店向けのお店では驚くほど大量の化学調味料が山積みされていて日々入れ替わって・・競って消費されているかのようだ。
それが今風だとすればウチの店は相当時代遅れかもしれない。
けれどもウチの味を求めてくださる方々がおられるからギリギリ存続できてる感じ。
巷は美味しすぎるモノを求め、美味しすぎるモノを競って提供する風潮だけど、ウチはこのままがいいな~と思う今日この頃。
自分が食べたいモノをつくりたいし(^o^)