ほらほら日記・・・・・【漁港直送 】創作さかな丼 ほらほらの日常。

【漁港直送】 創作さかな丼 ほらほら・・・場所は京都駅徒歩5分・京都駅東の通称「たかばし」。新福菜館本店と第一旭本店の南隣。・個人経営・独自の漁港直送ルートを活用した『創作さかな丼』メイン・その他魚の一品メニューもあります!・店長篠田繁彦の見たよろずばなし。

もしも自分が被災したら・・・①

もしも自分が被災したら・・・

地面って、一番頼りにしてる母なる存在。

普段寡黙で無意識のうちに存在している地面がある日突然怒り狂ったかのように暴れだす。

こんなに恐ろしいことってないですよね。

日常のあらゆる色んなものが、物静かで動かない大地を前提に考えられているということがよくわかります。

こういう大災害の時、人間のチカラって本当に無力。

昔の人たちは 神の怒り のように感じたことでしょう。

いや実際のところ科学も追いついてないのですから否定も肯定もできないのが実情なのかと。

以前お会いした神社等を研究されておられる先生に、京都の神社って活断層上にいっぱい集まってる・・・って地図を示しながら解説くださいました。

先人たちは断層や地割れを見て恐れおののき神罰から逃れたいとの必死の思いから神社を祀ったのかもしれません。

東北の沿岸部の神社も津波から逃れる基準点を示す意味合いと伝えられているところもあったと聞きます。

歴史というものは人間の生き抜く知恵や、生き方についての道しるべであったりすると思います。

 

誰しも災害から逃れたいと思うものですが、平和な日々がもどると一瞬で忘れ去ってしまうもの。

対処方として、こういうときにどうすべきか?・・・も大切。

予防方として、どうすべきだったか?・・・も大切なのかも。

住むべき場所、働くべき場所として そこがよいのか?それでよいのか?

そう考えると京都市内は恐ろしい。

古い家屋が多く、道路が狭く、言葉が通じない観光客が多く、

こんな場所が同じ規模で被災したら何が起こるのか?

・・・なんておそろしい。。。

 

阪神淡路・東日本・熊本大分 このいずれとも違うとんでもないことが起きそうな気がします。

阪神淡路と東日本の震災は寒い時期という共通点があっても津波のある無しで全く違ったし、今回の熊本大分は少し暖かくなってからの災害。

衛生面でも大変だと思う。

もしも自分が熊本大分にいたら何を必要とするだろう?というのと

もしも自分が京都市内にいたら何を必要とするだろう?はかなり違いそう。

このところ毎日お客さんともそういったお話しをするのですが、皆さん住まいの地域やご出身の地域が随分違うので色んなご意見を聞くことができて勉強になっています。

被災者として自分たちがしてほしいこと、

安全地帯の自分たちができること、自分たちがしようとしてること、

これらに結構ズレがあるかもしれないので せめて自分の頭の中だけでも整理しておきたいなと思います。

そして今とても気になること。

大規模な被災地で最も注目される地域と、周囲にある一見規模が小さく見えるけど大変なことに変わりない被災地で救助や援助の度合いが違う可能性。

人間のやることだからこういうときに差ができるのは当たり前。

応援ならともかく他人の細かいミスを追及してるヒマは無いし。

現場報道を見て仮に色々目についたとしても関係諸氏には敬意を持ちたいと思うのです。

・・・実際 滅多に悪意で行動してる人はいないと思いますので。

頑張ってる人の気力をそぐような言動だけは慎みたいものですね。

そして今私たちに出来ること、萎縮することなく通常通りの生活をして、熊本大分をはじめ周囲のお酒や食べ物を楽しみ、旅行可能なところへは是非とも出かけていくべき。気の毒なことに鹿児島の観光地のキャンセルが激増中と聞きました。

これも生活に直結する二次的三次的な災害だ思います。