1/2(火)、閉店まで150日。
1/4(木)本年初営業に向けて準備中。
しかし、石川県周辺の地震は本当に心配です。
何もできない状況ですが、石川県の特に能登地域の「食文化」を支える伝統的な食材についての発信することで、復興の際の僅かながらのお力になれればと思います。
石川県能登半島に残されている魚醤文化と塩田による浜塩文化。
どちらも大変貴重なものです。
しかも現在も地域に定着してるのが凄い!
現在の日本で魚醤文化が普通に残されているのは能登地域だけ。
醤油って実は江戸時代にできたもので意外に新しく、古代からの魚醤文化が醤油にとって替わったと言われます。
魚醤は日本だけでなく世界あちこちに、古代ローマ時代にはガルムという魚醤が存在したとの記録があります。
今入手しやすい魚醤はベトナムのヌクマムやタイのナンプラーがあり、ざっくり基本的に能登の魚醤と成分は同じものの味わいはかなり異なります。
ほらほらの冷蔵庫には今まで買い集めたりお客さんから頂戴した魚醤がいっぱい。
写真はその内の石川県産の魚醤たち。
どれも個性があって隠し味に欠かせないアイテム。
今回の大地震、
まずは人命救助、そして生活基盤の安定が最重要ですが、
一息ついたらこの貴重な文化遺産に是非注目していただき皆さんで支えていただきたく思います。
しかし魚醤って大きくて重いタンクで仕込んで熟成させるわけです。
震度5~7が連発してるわけですから考えただけで大変。
どうかまずはご無事でありますように。
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